肺がん検診のご案内
日本人の癌死亡者数、第1位は肺がん
初期段階では自覚症状が無いために、“気付いた時には既に進行していた”というケースが多いのが【肺がん】だと言えます。全ての動物は肺で呼吸をしていて、その肺は替えの効かない臓器の一つです。そんな大切な臓器である肺に癌ができると、できた場所によっては治療が難しくなります。肺がんは他の臓器に転移し易いことから、転移して死亡するケースが多く、とても怖い病気です。
肺がんの早期発見のために「胸部CT検診」
一般的な健康診査では「胸部X線健診」が今でも行われていますが、ここでは敢えて任意の人間ドックの「胸部CT検診」をお勧めします。CT検診による肺がん発見率はX線健診よりも10倍程度高いとされており、より小さな病変を発見できるようになりました。喫煙習慣などのリスク要因をお持ちの方には、是非ともCTによる健診をお受けください。
喫煙習慣と肺がんリスク
肺がんになるリスク要因は何と言っても喫煙でしょう!日本人を対象にした研究では喫煙による肺がんリスクは男性で4.8倍、女性で3.9倍という結果でした。欧米ではこの喫煙リスクが20倍以上とも言われており、喫煙をしない事が一番の予防になるといっても過言ではないでしょう。喫煙の習慣がない方には肺がんが発症しないわけではありませんが、喫煙によって肺がんのリスクは確実に高くなります。
※肺がん検診は単体の健診では無く、人間ドックや健康診査の一部の検査に含まれて実施されます。
こんな方にオススメ
- ・喫煙習慣がある方
- ・汚染大気を吸う環境にある方
- ・日頃からストレスを抱えている方
- ・肺がんに罹った家族がいる方
- ・息切れや胸痛のある方
- ・40歳以上の方
発見できる病気
- ・肺がん
- ・肺炎
- ・肺結核
肺がん検診のオススメコース
スタンダード人間ドック(胃カメラ)・腫瘍マーカー検査付き
45,360円(税込)
所要時間約2時間、身体・血圧測定等の健康診断に加えて、胃カメラによる胃の検査・腹部超音波検査(腹部エコー)で、胃や十二指腸などのがん・潰瘍・ポリープの有無や肝臓、胆のうや腎臓の腫瘍や結石等の有無を調べます。
内容
- ・特定健康診査
- ・胃内視鏡検査
- ・腹部エコー
- ・腫瘍マーカー
プレミアム人間ドック◇三大疾患◇バリウム
133,000円(税込)
人間ドックの検査項目に加えて、頭部MRI・MRA検査、肺がん検査(胸部CT検査)、心臓冠動脈MRA検査、アミノインデックス検査、腫瘍マーカー4項目をセットにした全身コースです。
内容
- ・特定健康診査
- ・頭部MRI・MRA
- ・胸部CT
- ・心臓冠動脈MRA
- ・アミノインデックス
- ・腫瘍マーカー
- ・腹部エコー