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気になる病気をチェック!
胃が傷んでいるイラスト

胃がんについて

胃がんは肺がんと共に発症率の高い癌のひとつです。胃の内壁粘膜にできる悪性腫瘍の事で、特に中年の男性に集中して発症する傾向にあります。近年では健康診断の普及で治癒率も上昇しており、胃がんは早期発見できれば怖い病気では無くなりつつあります。しかし、今でも怖いのはスキルス胃がんだと言えます。通常の胃がんが胃壁の粘膜面から発生しますが、スキルス胃がんは胃壁の内部を広く浸透していきます。この癌は一般の健診では発見しにくく、発見された時点で症状が進んでいる事が多くあります。スキルス胃がんは胃がん全体の約10%を占めており、30歳~50歳の女性に症例が多い危険な癌です。

胃がんの発症原因

ピロリ菌と胃がんの関係

ピロリ菌とは、正式名ヘリコバクター・ピロリといい、強酸性の胃液内でも生存できるうえに、人の体内で悪さをする代表的な細菌です。
一度体内で繁殖してしまうとなかなか消えることが無いために近年では除菌治療をしてしまうことが一般的です。ピロリ菌の感染については不衛生な環境で体内に入る事が多いために、中高年齢(40歳くらい)以上の年齢になると急激に保菌率が上がります(50%以上)。
実はこのピロリ菌、胃がんになる方の多くはピロリ菌陽性者です。予防の観点から言えば、このピロリ菌の保菌検査をして、陽性であれば駆除をすることが胃がん発症の予防となります。

ストレスと胃がんの関係

現代は子供までストレスを感じている時代だと言えます。
ストレスを感じて胃がきりきりと痛むのは胃がデリケートでストレスを受けやすいからです。
胃がんは胃潰瘍や慢性胃炎といった病気からストレスが起因して悪性腫瘍に変わる病気だと以前は考えられていました。しかし、近年では単にストレスや心配事だけで胃がんになる事はないそうですが、一方でストレスを受けやすい人が胃がんになり易いと言ったデータもあります。ストレスと胃がんとの関係は、直接の因果関係は無いようですが、ストレスはなるべく溜めないように発散するようにしましょう。

日本人に多い胃がん

その理由としては食生活と喫煙が上げられます。
前述のピロリ菌・ストレスとともに、塩分やアルコール・ニコチンなどの有害物質が胃の粘膜を刺激して、悪性細胞化していくと言われています。食生活の改善で胃がんは発症率を低くすることができます。

ピロリ菌におびえる胃のイラスト

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