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気になる病気をチェック!
膵臓の位置を説明イラスト

膵臓がんについて

膵臓がんは一旦発症すると治療は困難で、5年生存率は膵臓がん全体で10~20%程度です。膵臓は身体の奥深くにある為に検査も難しく、早期発見が困難な癌の一つです。早期の膵臓がんでは自覚症状を感じることはまずありません。従って症状が出てから診察を受けた場合には、手術ができないケースも多々あります。膵臓がんの予後は、この「手術ができるかどうか」で大きく変わってきます。ステージⅢ・Ⅳで発見された場合の多くは手術ができずに余命を宣告される事も多いようです。膵臓がんの罹患数と死亡数がほぼ等しいことからも、この病気の恐ろしさを物語っています。膵臓がんの原因については未だに不明で、生活習慣が主に考えられています。以上のことから、膵臓がんはとても死亡率の高い癌で、早期発見も期待しにくい恐ろしい病気と言えます。少しでも異常を感じたなら、既に進行しているかもしれませんので、速やかに検査を受けることをおススメします。

【膵臓がん】のステージ別発見率と5年生存率

【膵臓がん】とは、膵管に癌が発生する膵管癌のことを言います。膵臓にできるがんのうち90%以上は膵管の細胞にできます。
膵臓がんは「癌の王様」と呼ばれる病気で、早期発見が難しく、5年生存率が極めて低いのが特徴です。
癌が進行して、転移が認められると外科手術ができないばかりか、進行もさらに早まります。
さらに、外科手術が行われた場合においても、再発の可能性が高い癌です。

ステージ発見割合5年生存率
1,6%57%
2,3%44%
13%24%
Ⅳa23%11%
Ⅳb60%3%

癌が進行した時に起こる症状

膵臓がんの早期では自覚症状が無いため、なかなか発見することは出来ません。
病気が進行すると、腹痛・体重減少・黄疸等の症状が起こってきます。
また、背中が痛くなることも膵臓がんの症状として起こりますが、必ずしも膵臓がんの特徴的な症状ではありません。
従って、膵臓がんと診断されたときには進行した状態で見つかることが多いのです。
特に、糖尿病の方が血糖値が急に変動するようになった時などは要注意です。
最近では健診や偶然撮影した画像検査(CT、MRI、PET-CT)によって、症状のない膵臓がんが偶然、発見されることも徐々に起きるようになりました。

考えられる発症リスク

膵臓がんの原因は、未だハッキリとはしていませんが、考えられる発症リスクは以下のとおり。

  • ・家族からの遺伝
  • ・糖尿病
  • ・喫煙
  • ・過度の飲酒
  • ・脂肪分の摂りすぎ
  • ・ストレス

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