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気になる病気をチェック!
女性のイラスト

乳がんについて

乳がんは乳房にある乳腺に発生する悪性腫瘍で、初期では痛みや体調の悪化などの症状がほとんどありません。発見の方法は、触診・マンモグラフィ・超音波エコー健診などがあります。40代・50代に発症が多い癌ですが、20代・30代で発病する事もありますので、セルフチェックをお勧めします。入浴前に鏡の前で形や大きさの異常を確認したり、指の腹でしこりが無いかをチェックします。このときに異常やしこりを見つけたら専門医の診察を受けましょう。しこりの大きさが2cm以下のⅠ期発見であれば、10年経過生存率は90%以上とされています。癌の発生が早期であれば、乳房を残す「乳房部分切除術」も可能となります。しかし、乳がんは再発率が30%にものぼり、肝臓・肺・骨などへの遠隔転移が起こるのも特徴です。近年でも乳がん発症率は増えていますが、その8割はⅠ期・Ⅱ期の早期発見となっており、その場合は予後も比較的安定しています。

【乳がん】の原因と治療について

乳がんの原因について

乳がん患者は国内で、年間5万人以上の発症者で、約12,000人の方が亡くなっています。
その99.6%が女性で、女性のなかで癌罹患率は1位になっています。
主な原因としては遺伝子が関係しており、家族に発症者がいる場合は注意が必要です。
主なリスク要因として

  • ・家族の乳がん歴
  • ・出産歴がなかったり、閉経年齢が遅い
  • ・生活習慣(飲酒・タバコ喫煙)
  • ・独身女性の増加

乳がんの治療と「ピンクリボン運動」

以前は【乳がん】に罹ってしまうと、患部の乳房を全て摘出する外科治療が殆どでした。
現在でも外科治療が主流ですが、治療法の進歩によって約5割は乳房の一部だけを切除する「乳房温存療法」も可能となりました。
その外科治療に対して補助的な治療法として、「放射線治療」「抗がん剤治療」「ホルモン治療」が行われます。
この【乳がん】は女性にとって、心の整理に時間が掛かる神経質な病気でもあります。
特に若いうちに罹患すると「どうして私が・・・」と絶望感に於かされてしまいます。
近年、テレビなどで「ピンクリボン運動」のCMを見る機会が増えました。
ピンクリボン運動とは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進すること、などを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーンです。
乳がんの正しい知識があれば、早期発見と早期治療を行う事が可能になります。
ピンクリボン運動の規模は急拡大しており、多くの有名企業が協賛して認知度が拡がっています。

【乳がん】の心配な人へ、おススメ健診コース